高根ふれあい交流ホールで「第13回ことばの学校」が開催されました。
今年は第28回国民文化祭北杜市プレ事業にもなっています。
国民文化祭プレ事業になっているため、カルチャくんも一緒に生徒さんをお迎えします。
ぞくぞくと皆さんが来場されています。
開校式では、金田一真澄校長先生と白倉北杜市長からごあいさつがありました。
1校時は、全国から2,484通の応募から選ばれた方言川柳受賞者・受賞作品の発表がありました。
今まで川柳というものにまったく縁がなかったのですが、聞いてみると、方言川柳は味があっておもしろいなと思いました。
情景が浮かんできます。
子どもたちも方言を使うんだ〜と思いながら見ていました。
受賞作品だけあってウマイです。
会場からも笑い声が聞こえてきました。
思わず同感してしまうような作品もあって、とてもおもしろかったです。
大人の部の「ことばの学校賞」10作品の中から来場された方からの投票で優秀賞が決まります。
2校時は三井はるみ先生による「方言教室」でした。
生徒さんは方言川柳受賞者の方々とカルチャくん!
三井先生がクイズを出し、それを生徒さんが@ABのプレートの中から答えるという方式です。
生徒さんは真剣に考えます。難しい問題もありましたね。
カルチャくんも短い手で一生懸命番号プレートを上げて答えていました。
心の中でこっそりやったら全問正解でしたぁ♪
2校時もすごく分かりやすくって、勉強になりました。
ここで、方言川柳のことばの学校賞優秀賞が会場の皆様の投票によって選ばれました。
甲州弁の達人だと思ったら、生まれも育ちも東京ということで、会場もビックリです。
おめでとうございました!!
ここでことばの学校は昼休みに入りました。
学生時代は給食が一番楽しみでしたねぇ。
パン屋さんや、シュウマイ弁当が売っていたりして、会場脇のテントや昼食会場は賑わっていました。
金田一春彦先生、秀穂先生の本も販売しました。
手に取って読んだりしている方も多く、大好評でした。最後は売り切れる本も出てきたりしていました。
お昼休みがおわり、3校時が始まりました。
「金田一春彦先生が野口雨情を愛した理由(わけ)」をテーマに、歌とお話です。
初めて聴いた曲も何曲かあったのですが、どの曲も情景が思い浮かぶような歌ばかりでした。
なんとなく切ないような、寂しいような・・・。そんなイメージを浮かべました。
春彦先生の子ども時代の話を聞いたり、これもまた興味深かったです。
ピアニストさんと声楽家の方々に歌っていただき、本当にすばらしかったです。
生で聴くとやっぱり違いますね。
春彦先生と交流のあった柳生博さんもサプライズ出演していただき、思い出話や地元茨城のお話も聞くことができました。
最後はみんなで「シャボン玉」を歌いました。
4校時は毎年恒例の金田一秀穂先生の講演です。
テレビでは何度か見たことがあったのですが、とってもおもしろい先生でした。
会場の方々からの沢山の質問にひとつひとつ答えてくださいました。
金田一少年との関係は?という質問があって、思わず笑ってしまったのですが、やっぱりみんな気になっていたんですね。
お父さんの立場がないとおっしゃっていて、確かに!と思いました。
じっちゃんしか出てきませんからね。
秀穂先生も会場も楽しみながら考えたのが、「蔵」と「倉」の違いについて。
会場の方にも意見を聞いたりして、本当にいろんな意見が出ました。
なるほど〜という意見から、笑ってしまうような意見まで。
先生と会場がとても近くて、アットホームな時間でした。
最後に閉校式です。
最後の最後までたくさんの方が会場にいてくれました。本当にありがとうございました。
ホールエントランスでは金田一秀穂先生のサイン会が行われていて、多くの方が並んでいました。
カルチャくんもお見送りしました。
もっと詳細な写真・内容に関してはこちらをご覧ください。
また来年、同じ場所でお待ちしています!!
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